文部科学省が『文部科学省の概要』パンフレットを発行しました。
文部科学省の組織、沿革、各局の紹介が掲載されています。
文部科学省には、教育分野として総合教育政策局、初等中等教育局、高等教育局、科学分野として科学技術・学術政策局、研究振興局、研究開発局、スポーツ分野としてスポーツ庁、文化分野として文化庁が設置されています。
10月に、教育分野の筆頭局として総合教育政策局を設置。教育基本法に定める生涯学習の理念の実現に向け、教育振興基本計画の策定など総合的な教育政策を企画立案し推進するとともに、相同的かつ客観的な根拠に基づく政策を推進するための基盤整備を行います。総合的かつ客観的根拠に基づく教育改革政策の推進のために、企画調整課、教育改革推進課、政策調査課を、教育を支える専門人材育成政策の強化のために教育人材政策課で組織。他にも「生涯にわたる学び」、「地域における学び」、「ともに生きる学び」の推進を実施していきます。
人生100年時代、超スマート社会（Society5.0）、グローバル化や人口減少など社会構造は急速に変化しており、教育を取り巻く環境も大きく変化していくと考えられます。こうした変化に対応し、これをリードし、更に新しい価値を創造することのできる人間を育成していくためには、教育政策やその推進のための行政組織も不断に進化していかなければなりません。組織の再編により、新時代の教育政策実現が望まれます。
