オンライン開催される図書館総合展において「緊急提言 今こそ国は学校電子図書館の用意を!」をテーマにしたJEPA Webセミナーが11月4日に開催される。
■図書資料はいつまで紙の本なのかという問題に切り込む
一般社団法人日本電子出版協会(以下、JEPA)は11月1日から30日にオンライン開催される図書館総合展において、図書館総合展JEPAフォーラム「緊急提言 今こそ国は学校電子図書館の用意を!」を11月4日(水)に開催する。コロナ禍を機にGIGAスクール構想の1人1台の端末環境整備は加速し、教科書はデジタルになるが、学校図書館の図書資料はいつまでも紙の本なのかという問題に切り込んでいく。
■約6割に留まっている図書整備の現状
文部科学省は学校図書館図書標準を示して、本の整備を進めてきた。達成率が小学校で66%、中学校で55.9%に留まっている、というのも問題だが、基準そのものが1学級しかない小さな小学校では2400冊で、小さな学校(主に地方)の子供たちは、本が読めなくても我慢しなければならない現状にある。
■電子図書の整備で課題解決を図る
電子図書館ならば何万冊でも提供可能で、地域格差も解消される。自治体まかせにするのではなく、永続的なサービスを提供し続けるためにも、国が主導して学校電子図書館を用意すべきと訴えていく。
<開催概要>
日時:2020年11月4日(水) 16:00-17:00
料金:無料 ※締切11月4日(水) 11:00
会場:オンライン Youtube Live(定員無制限)とZoom(100名)の同時進行
※URLは当日11時以降に記入されたメールアドレスに送付
登壇者:三瓶 徹(JEPA顧問)、堀 鉄彦(コンテンツジャパン代表取締役)
申し込み:図書館総合展のJEPAフォーラムサイト
主催:日本電子出版協会(JEPA)
JEPAフォーラムサイトに入った時点で、新アカウント未登録者の場合は、アカウント登録が必要となる旨のメッセ―ジが表示されるので、アカウントの登録をする。
事前に以下のサイト(https://2020.libraryfair.jp/user/register)で登録しておけば、スムーズに申し込みができる。