経済産業省のEdTech導入補助金に教育同人社の筆順アプリ「指書きレッスン」シリーズが2020年8月25日付けで採択され、群馬県玉村町への導入が決定した。
■ITを活用した教育サービスの学校への導入を補助
EdTech導入補助金は、EdTechソフトウェアやITを活用した教育サービスの学校への導入実証を行う企業などに対して、必要な経費の一部を補助するもの。これにより教育イノベーションの全国的な普及を後押しすることを目的としている。
■タブレットで筆順を練習
今回、採択された「指書きレッスン」シリーズは、タブレットのブラウザ上で動作し、「漢字」「かたち」「ひらがな」「すうじ」「カタカナ」「ローマ字」「英単語」「にほんご(外国人児童向けに英語・ポルトガル語・タガログ語表示が可能)」の筆順や字形の指書き練習を行うクラウドサービスとなる。
■正誤は自分で確認しながら進める
採点機能は意図的に排除し、子供が正誤判定によって意欲を失うことなく、お手本を見て練習を進める。正誤を自分で確認しながら習熟していく活用場面を想定していることも特長となる。
■外国人児童生徒への日本語指導の充実を目指す
群馬県玉村町は、これまでもタブレットPCの導入など、学校へのICT環境整備を推進してきたが、子供が使うEdTechソフトやサービスは導入されていなかった。玉村町は日本語指導が必要な外国籍児童・生徒が増加傾向にあり、日本語指導の充実を図っていたことから、外国人児童生徒への個別指導が可能な「指書きレッスン」シリーズの採用が決定した。
<「指書きレッスン」シリーズ概要>
○学校の実態に合わせたシリーズ展開
字形の筆順練習と特別支援に特化した「指書きレッスンPRO」と、外国人児童への日本語教育や、中~高学年への英語教育に特化した「指書きレッスンGLOBAL」をラインナップ。学校の実態に合わせ選ぶことができる。
○インストール不要でGIGAスクール構想標準仕様に完全対応
GIGAスクール構想の標準仕様として提示されている3OS全てに対応。ブラウザ上で動作するアプリのため、インストール不要ですぐに利用できる<シリーズ共通>。
○指でなぞる直感的な筆順練習で合理的配慮に基づく指導にも対応
お手本を指でなぞって書き方練習ができるほか、児童生徒の実態に合わせてお手本やガイドのON/OFFを調整可能。合理的配慮に基づく指導や特別支援教育にも対応している。
○豊富なお手本を収録
「指書きレッスンPRO」では、かたち、ひらがな・すうじ、カタカナに加え、漢字(小学校1~6年生)、ローマ字を収録。付属ソフトとして、教員の書いた字がそのままお手本となる「いっしょに書き方練習」がセットになっている。
「指書きレッスンGLOBAL」では、ひらがな・すうじ、カタカナ、にほんご、ローマ字、アルファベット、英単語を収録。「にほんご」コンテンツは外国人児童向けに英語、ポルトガル語、タガログ語の訳語表示が可能。
【詳細】
https://www.djn.co.jp/support/ict/yubigaki/ (指書きレッスンPRO)
https://www.djn.co.jp/support/ict/yubigaki_global/ (指書きレッスンGLOBAL)
◆「指書きレッスン」シリーズ1か月無料お試しキャンペーン実施中
「指書きレッスンPRO」と「指書きレッスンGLOBAL」の正式版を、1か月無料で利用できるキャンペーンを実施中。申し込んだ学校に所属する児童生徒なら、家庭の端末からも利用できる。
キャンペーンサイト= https://www.djn.co.jp/form/yubigaki_rm/