ソニー(株)が、機械学習を用いた予測分析ソフトウェアを新たに開発し、ソニーネットワークコミュニケーションズ(株)が「Prediction One(プレディクション ワン)」としてサービス化しました。機械学習やプログラミングなどの専門知識がなくても操作できる、シンプルで直感的なユーザーインターフェースが特長の予測分析ツールで、法人向けに提供(当面は無料)を開始しました。
予測分析は、統計アルゴリズムや機械学習を用いて過去の実績から将来の結果を予測するデータ分析手法の一つ。導入効果が高いことから、ビジネスでの活用が企業を中心に加速していますが、予測分析をビジネス効率化や顧客価値の向上につなげるには高度な専門性を必要とするため、ニーズに対する専門家不足が導入の障壁となっています。
「Prediction One」は、専門家でなくても操作できるように機能やユーザーインターフェースがデザインされており、クリックしていくだけの簡単操作で予測分析を実行。最適なモデルの選択やデータの前処理に関する独自開発の技術によって、高い予測精度を実現します。そして、予測結果とともに予測理由がわかりやすい形で表示されので、分析結果の深い理解や、関係者への結果の説明のしやすさにつながります。
軽量なアルゴリズムにより、標準的なノートPCやデスクトップPCなどの標準的な環境で動作が可能です。なお、ネットワークにアップロードすることなく、安心して顧客や業績などのデータを扱うことができます。
ソニーグループでは複数の活用事例があり、成果を挙げています。
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