チャート式の数研出版は、小学生向けのドリル「チャ太郎ドリル」シリーズを発行しています。数検公式キャラクター「数犬チャ太郎」一緒に楽しく学べる小学生向けのドリルです。「チャ太郎ドリル」シリーズに、算数とプログラミングを学べる新刊が登場しました。2020年から始まった小学校でのプログラミング教育に対応し、小1〜小6まで、各学年版があります。
小学校での勉強をより深く理解するために、新しい学びの手法としてプログラミングが取り入れられました。「算数とプログラミング」では、計算問題から文章問題まで、算数の基本をしっかり学習しながら、さらに算数の学習と関連づけてプログラミング的思考を伸ばす工夫をしています。そのため「プログラミング教育が始まったけれど、子どもに何をさせていいのか分からない」という保護者にも手に取りやすくなっています。
開くと、これまでにも見覚えのある算数のドリルですが、違うのは単元の終わりに「かんがえよう!」という項目があり、単元の学習を生かしながら「プログラミング的思考」に触れられる内容になっています。また、いくつかの単元ごとに「プログラミング的思考」を伸ばすページが設けられています。
数犬チャ太郎が、考える時のアドバイスやヒントをくれるので無理なく学習を進めることができます。また別冊回答には答えだけではなく、計算の途中経過や解くためのポイントも載っているので、答え合わせがしやすいつくりになっています。このシリーズは全国の書店、オンライン書店などで購入できます。
プログラミング、と聞くとパソコンや専門知識が必要な難しいもの、というイメージがありますが、そもそもコンピュータの仕組みの基本は「計算」で、やっていることは算数と変わりません。気負わずに、鉛筆でできるプログラミング教育の準備からとりかかってみてはいかがでしょう。
プログラミング教育が小学校で必修化!プログラミングの考え方を楽しく学べる「チャ太郎ドリル 算数とプログラミング」新登場!