株式会社 日本HPの学生向けプログラム「Project MARS -Education League JP- (プロジェクトマーズ エデュケーションリーグ ジェイピー)」が、経済産業省主催の第9回「キャリア教育アワード」で、経済産業大臣賞(大賞)を受賞しました。
「キャリア教育アワード」は、国が企業や経済団体による教育支援の取組を奨励する表彰制度です。経済産業大臣賞(大賞)は、総合的に最も優れた取組に対し授与されます。
このたび受賞した「Project MARS -Education League JP-」は、火星での人類100万人の暮らしを科学的根拠に基づき設計する国際的プロジェクト「HP Mars Home Planet」と連携し、日本の学生の宇宙開発とテクノロジーに対する理解促進を図りながら、グローバル化が進む将来社会に備えた課題解決型教育プログラムです。
日本では、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力して実施され、プログラムには、全国から104チーム410名の高校生、大学生、大学院生、高等専門学校生、専門学生が参加しました。
内容は、火星での暮らしという未知の課題に対し、各分野の専門家との交流や学校、学年の枠を超えた多様なメンバーとの協働の上、コンピューターを駆使した3Dモデリング化などのテクノロジー活用により、アイディアを創出し発展させ、視覚的に理解しやすいプレゼンテーションの実施までを総合的に学ぶというものでした。
9月に開催されたJAXA筑波宇宙センター特別公開のイベント「火星に創られた100万人の未来都市を体験しよう!」のコーナーでは、今回の優勝チームを含む4チームのコンセプトがVR化された作品が、一般公開されました。これらVR作品は、今後、日本HPのショールーム「Customer Welcome Center」で体験できる予定となっています。