一般社団法人日本損害保険協会の実施する第17回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の募集が開始されました。
今年度は初めて、協会の開発した「まち探検アプリ」が搭載されたタブレット端末の無料貸出も実施されます。
「ぼうさい探検隊」とは、(1)まちなかを探検、(2)マップを作成、(3)グループごとに発表する、という実践的な防災・安全教育プログラムです。子どもの安全教育に役立ち、地域コミュニティの強化にもつながります。
昨年度の第16回マップコンクールには、全国47都道府県の小学校や子ども会などから2,541の作品が寄せられました。第1回目からの延べ参加人数は、20万人を超えています。
今回は、より多くの方が手軽に「ぼうさい探検隊」に取り組めるようにということで、「まち探検アプリ」は開発されました。アプリを活用することで、探検から発表会までの一連のプログラムを、従来より短時間で行うことができます。また、学校や指導者の方々のための工夫も凝らされているため、新学習指導要領下のICT教育やプログラミング教育としての活用することもできます。
「まち探検アプリ」は、探検中、地図上の安全な地点や危険な地点ごとに写真をデータで取り込めるほか、コメントを音声や文字で入力することができます。そして、グループごとに作成したマップを発表できる「発表会モード」も搭載されており、参加メンバー間で複数のマップを簡単に共有することができます。また、地図や写真の印刷が不要になるため、事前準備が簡単になります。
作品の応募締切は、2020年11月4日(水)必着です。