立教大学は、2021年度入学試験の一般選抜で、民間の英語資格・検定試験を全面的に導入することを発表していましたが、大学入学共通テストにおける「大学入試英語成績提供システム」の導入見送り・延期が文部科学省より発表されたことを受け、新たに、利用可能なスコアの1つとして、大学入学共通テストに英語成績を加えることを決定しました。
当初予定の7つの英語資格・検定試験(ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CB、TOEFL iBT)に加えて、大学入学共通テストの英語成績の提出でも入試の受験を可能とすることで、英語多技能の学習を進めてきた受験生および、英語資格・検定試験のスコア取得が難しい受験生に、本学への受験機会を提供します。また、英語資格・検定試験のスコアと大学入学共通テストの英語成績の両方を提出することも可能とし、その場合は本学独自の得点換算方式に基づき、より点数の高い方を合否判定に採用します。
なお、今回の措置は過渡的なものであり、大学入学共通テストの見直しが予定されている2024年度以降の入試については、改めて検討されます。