立命館小学校(所在地:京都市)の正頭英和(しょうとう・ひでかず)教諭が、「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」のトップ10に選ばれました。
グローバル・ティーチャー賞とは、イギリスの国際教育機関「バーキー財団」が設立した国際的な賞で、教育分野で優れた功績を挙げた教諭・教師・先生を表彰。“教育界のノーベル賞”とも称されています。今年で5回目の発表になりますが、正頭教諭は、日本人としては3人目、小学校教諭としては日本人初のトップ10ノミネートとなりました。
正頭教諭は、ユニークな指導法に加え、教育者としてのこれまでの到達点や教育への問題意識、児童らの教育論なども評価されたことにより選ばれました。主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善)が求められ、授業改善の大きな転換時期である中、正頭教諭は英語の授業でマインクラフトを活用し、ゲームを通して海外の小学校と交流させるPBL(Problem Based Learning)授業を実施。普段の生活圏ではなかなか世界とのつながりを感じる機会が少ない児童たちに、マインクラフトで製作したお互いの国々の世界遺産を紹介する機会を創出することにより、児童たちは英語でのコミュニケーション力やプレゼンテーション力を自然と身につけています。
グローバル・ティーチャー賞公式ホームページには、トップ10ファイナリストとして正頭教諭が掲載されています。
公式ホームページ(英語):https://www.globalteacherprize.org/