福岡市教育委員会は、プログラミング教育用の教材として、ソニービジネスソリューションのIoTブロック「MESH™(メッシュ)」を、同市内の全公立小学校144校に導入する。
■プログラミング教育に向けて「MESH」を採用
福岡市教育委員会は、プログラミング教育に向けて、人の動きを感知する「人感ブロック」、明るさの変化を感知する「明るさブロック」、ブロックで検知した内容に従ってアクションを出力する「GPIOブロック」、GPIOブロックと組み合わせて使用することで、アクションのON/OFFを制御する「プログラミングスイッチ」を採用した。
■試行錯誤を繰り返しながら主体的に学べる
「MESH」はアプリ画面上で直感的にプログラミングを行いながら、その場で結果を確認・修正できる。そのため、子供たちが試行錯誤を繰り返しながら、主体的に学ぶきっかけとできる点や、プログラミングの専門知識がない教員も授業に取り入れやすいといった点が評価された。
■センサーと身近なものを組み合わせてプログラミングを体験
「MESH」は、人感センサーや温度センサーといった機能ごとのブロックと、身近なものとを組み合わせることで、「部屋に人が入ってきたら写真を撮影する」「気温の変化に応じて植木に水をやる」などの仕組みを手軽に作ることができるプログラミングツール。2020年4月から採択された小学校6年生理科の主要教科書にも「MESH」が掲載されている。
<主な納入機器>
MESH 人感ブロック『MESH-100MD』
MESH明るさブロック 『MESH-100PA』
MESH GPIOブロック 『MESH-100GP』
プログラミングスイッチ MESH™用 『DP-M』(株式会社内田洋行製)