社会情報大学院大学は「実務教育研究科」の設置が文部科学省により認可されたことを受け、2021年4月に開設。同研究科は実務家教員の養成などを担う日本初の研究科となる。
■実践知を教育へ昇華する人材を育成
現代社会では、自らが実務領域の専門家となるだけではなく、実務経験を新たな知の体系へと昇華させ、伝承・承継する能力が、あらゆる領域に求められている。本研究科は、こうした今後の知識社会を支える基盤となる、実践知を教育へ昇華する人材の育成を行うことを目的としている。
■新たな学びを社会に提供できるリーダーに
「実務教育研究科」では、知識社会学を基盤とした新たな知の形成と教育・人材育成分野の最先端の知見について、理論と実践の両面を学びつつ、自らが新たな学びを社会に提供できるリーダーとなるための研究が行われる。
■卒業時には実務教育学修士を授与
実務家教員のほか、組織内での暗黙知を形式知化・体系化し、人材開発や知識経営を担う者や、公教育に先駆け新たな学びを生み出す民間教育事業者なども、広く対象としており、2年間の課程を修了することで実務教育学修士(専門職)が授与される。
■2021年度より広報・情報研究科、実務教育研究科の全国オンライン入学開始
社会情報大学院大学の広報・情報研究科、実務教育研究科は、2021年度よりオンライン入学を開始。全国から入学・科目履修が可能となる。
<実務教育研究科 概要>
社会情報大学院大学 実務教育研究科