株式会社バッファローは、屋外の直射日光下や冷凍倉庫内など、過酷な環境での使用が可能な法人向け屋外用LANケーブル「BL5ED100」を発売します。2019年8月下旬より、順次販売を開始します。
この商品は、屋外へのLAN敗戦に対応した耐環境性能LANケーブルです。被服素材に耐候性PVC（ポリ塩化ビニル）を採用し、直射日光が当たる環境でも使用が可能です。さらに動作保証最高温度60℃を実現しました。現在発売中の法人向け無線LANアクセスポイント耐環境性能モデル「WAPM-1266WDPR」「WAPS-300WDP」の屋外設置の歳に本商品を使用することで、直射日光を避けるためのケーブル保護など、従来屋外へのLAN敗戦に必要とされた追加施工が不要となり、施工の工数を削減できます。
一方、低い温度については、動作保証最低温度が-30℃であるため、冷凍倉庫内など温度が常に氷点下となる過酷な環境へ無線LANアクセスポイントや監視カメラなどを設置する際にも、凍結防止加工などは不要で被服を露出させたまま使用できます。
最大伝送速度1Gbpsの「1000BASE-T」に対応するカテゴリー5e規格に準拠しています。線体にはヨリ線と比べて表皮効果が起きにくく、通信品質の良い単線を使用します。また本商品は、施工に合わせてケーブルを必要な長さにカットし、LANコネクターを加工して使用する商品です。本商品の耐環境試験を実施した、別売りのツメの折れないLANコネクター「ETPCRJ45ERシリーズ」との組み合わせで使用します。
学校の安心・安全を守るためにも、防犯カメラは非常に有効ですが、一方で校庭などが開けていることで直射日光の当たるエリアが多い学校では、耐候性は重要なポイントとなります。耐候性のあるケーブルを採用することで工事期間が短く済めば、学校運営への影響も少なくて助かりますね。
