樫尾俊雄発明記念館は、カシオ計算機の創業者の1人で、世界初の小型純電気式計算機「14-A」など数多くの製品を生み出した発明か、樫尾俊雄の発明の志を後世に伝えるため、カシオ計算機の歴史的製品を展示するとともに、次代を担う子どもたちに発明による社会貢献の喜びを体験してもらう活動をしています。
「発明アイディアコンテスト」は、子どもたちに「発明」を通して社会に貢献する喜びを体験してもらい、未来の発明家を目指すきっかけにして欲しいという思いから、昨年、第1回「カシオ・ワンダーキッズ 発明アイディアコンテスト」として実施しました。今年からは名前を改め、第2回「樫尾俊雄 発明アイディアコンテスト」として、小学生を対象に「身の回りにあったらきっと人の役に立つ!」というオリジナルのアイディアを募集しました。
昨年のコンテストでは、2018年11月18日に決勝大会が行われ、12名が入賞しました。今年のコンテストでは、最終選考に残った応募作品は、2019年11月17日に東京電機大学で行われる決勝大会に出場し、応募者自身が自分のアイディアを発表します。
募集テーマは「人の役に立つもの」「日常の生活に便利なもの」「未来の世界であったらいいなと思うもの」の3つ。この中から考えた「身の回りにあったらきっと人の役に立つ!」というオリジナルのアイディアを絵に描いて送るのです。応募資格は小学生、個人またはグループでの応募ができます。応募期間は2019年4月17日から9月20日まで。応募用紙は発明アイディアコンテストのホームページからダウンロードできます。
今では当たり前のように使われている電気式計算機ですが、開発された当初は夢のように便利な機械だったことでしょう。そして今、この時も「夢のような」技術が開発されていて、そこには「これができたら」「こんなものがあれば」というアイディアがあったはずです。たくさんの「夢のような」アイディアが楽しみですね。