「RISO」のロゴで馴染みのある、理想科学工業株式会社は、朝日学生新聞社とタイアップして、同社のプリンターを使っている学校の先生方を対象に『「よみとき新聞ワークシート」教材メール配信サービス』を2018年4月5日より開始します。
このサービスは、子どもたちへの社会のへの関心や読解力・表現力の向上を目的としたサービスです。朝日学生新聞社が提供する「朝日小学生新聞」の記事と専用の学習書式を組み合わせた、小学校高学年を対象としたワークシート教材をPDF化し、申し込んだ先生方へ毎週1回、無償でメール配信します。
先生方は理想科学製の高速カラープリンター「オルフィス」やデジタル印刷機「リソグラフ」でワークシート教材を印刷し、子どもたちに配布。子どもたちは新聞記事を読み、5W1Hの読み書きと、感想・意見の記述を合わせて15~20分程度の学習を行います。朝学習や総合学習、国語・社会の授業教材、宿題など、幅広く活用できます。
このサービス提供の背景には、2020年度からの、小学校の新学習指導要領・全面実施があります。総則には「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)の実現に向けた授業改善にあたり配慮する事柄として、新聞の活用が記されています。全面実施を控え、小学校の先生方からは、知識と技能を活用して子どもたちが自ら考え、判断し、表現する力を向上する学習教材が求められています。
新聞はこれまでにも社会の出来事を知ることや、文章を読み解く力をつけることなどについて、教材としてよく使われてきました。このたび「よみとき新聞ワークシート」は、子どもたちに読み解く力、思考する力をつけるための良い助けになるのではないでしょうか。学校に対象の機材があれば無償で使えるということで、どんどん活用されるといいですね。
新学習指導要領に沿った学習教材を無償で提供—「よみとき新聞ワークシート」教材メール配信サービス開始—朝日学生新聞社とタイアップ・理想科学製プリンターユーザー対象