法政大学と関西大学は、単位互換を目的とした学生交流に関する協定を締結した。法政大学はこれまでも他の国内大学と単位互換を目的とする協定を締結してきたが、関西大学においては他の国内大学と単位互換を目的とする協定は初の試みとなる。
■両大学の学生が双方の授業科目を履修
今回の協定締結により、両大学の学生が相互に相手大学・学部の授業科目を履修することが可能となる。また、派遣先の大学で修得した科目の単位は、自身が所属する大学・学部の卒業に必要な単位として認められる。
■共通点を持つ東京と大阪の大学が連携
両大学は、東京・大阪という都市部に位置する私立の総合大学。「日本の近代法の父」と呼ばれたボアソナード博士に薫陶を受けた法曹家が中心となり、いずれも1880年代に法律学校として創設されたという共通点を持つ。
■他の大学で学ぶことで多様な学びを実現
異なる地域や他の大学で学習できる環境が一層整備されることで、多様な学びを実現する機会が増えることが期待される。なお、学生交流は2021年度から開始予定。新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、変更になる可能性がある。