公益財団法人 武田科学振興財団が、2018年度研究助成の募集を開始しました。募集の総件数は約530件です。
このたび、中学校・高等学校理科教育振興助成も実施されます。その内容は、中学校および高等学校の理科教育に貢献する研究、または実践で、対象となるのは、国内の中学校・高等学校(高等専門学校を除く)および、それに準ずる機関の教員および職員ということになります。
全体的には、9つのプログラムで募集が行われます。中学校・高等学校理科教育振興助成以外では、以下のようになります。
まず、世界をリードする医学の先端研究(基礎研究、臨床研究)を内容とする「武田報彰医学研究助成」、そして、生命科学分野における新たな発見に貢献し、当該分野の進歩・発展の基盤となる独創的な研究を内容とする「生命科学研究助成」、生命科学分野の進歩・発展に貢献し、人類の健康増進に寄与する独創的な研究を内容とする「ライフサイエンス研究助成」への募集があります。
また、医学分野の進歩・発展に貢献する独創的な研究を内容とする「医学系研究助成」、薬学分野の進歩・発展に貢献する独創的かつ先駆的な研究を内容とする「薬学系研究助成」に対しでの募集があります。
ほかに、我が国の医学の発展に向け、研究機関が総力をあげて取り組む共同研究(学内または複数機関の融合研究)に対し、研究機関を対象とする「特定研究助成」、我が国の医学分野の進歩・発展に貢献する将来に向けて夢のある斬新でチャレンジングな研究を内容とする「ビジョナリーリサーチ助成」、杏雨書屋所蔵の資料に関わる研究を内容とする「杏雨書屋研究助成」の募集があります。
詳しくはホームページに掲載されています。