株式会社アーテックより、次世代型ロボットプログラミング学習キット「ArtecRobo2.0」がリリースされ、2019年4月25日から教育機関向けに先行販売が開始されています。
株式会社アーテックは、幼稚園・保育園及び小学校・中学校・高校教材の総合メーカーです。
「ArtecRobo2.0」は、「ArtecRobo」(アーテックロボ)シリーズの次世代機で、新バージョン2.0は、 「Scratch 3.0」ベースのソフトウェアによるプログラミングや、 Python(パイソン)言語でのプログラミングに対応していて、IoTやAIなどの先端技術の学習にも活用できます。
Bluetooth、Wi-Fiによる無線機能も搭載していて、ロボット間での無線通信や、 iPad、Androidタブレット、 Chromebookで作成したプログラムの転送にも対応します。
さらにロボットをインターネットに接続し、 Webサービスと連携することで、先端技術をより身近に深く学ぶことができます。
なお、 一般向けの販売は6月以降を予定しており、6月13日~6月16日に開催される「東京おもちゃショー」(一般公開日は6月15・16日)にも出展予定です。
ArtecRoboは、 縦・横・斜めのすべての方向に接続することができるブロックによって、自由な形のオリジナルロボットの組み立てが直感的に行えるキットで、子どもにもそれが可能です。
ロボットを制御するためのワンボードマイコンやサーボモーター、 DCモーターなどのパーツは、 それぞれブロックに挿し込んでいくだけで繋ぐことができます。
無料ダウンロードできるソフトウェアを使い、初心者にも簡単にロボットの動作制御プログラムを作成できるのが特長で、小学校・中学校・高校の教科単元に準拠した学校向け教員用指導書やカリキュラムなども豊富なため、各地で採用されているほか、塾などのロボットプログラミング教室でも利用されています。