令和元年7月5日、一般社団法人 日本ゲーミフィケーション協会が発足しました。日本ゲーミフィケーション協会とは、ゲーミフィケーションデザインを学ぶカリキュラムを策定し、ゲーミフィケーションを活用できる人材の育成と、ゲーミフィケーションの研究、普及に努める法人です。
これからの時代は、AI(人工知能)により代替される領域がさらに拡がっていきます。そのため、主体的に価値を生み出せる人材がますます重要になってきます。そんな自ら動きだそうというモチベーションを、まるでゲームのように遊んでいるかのように作り上げていくのがゲーミフィケーションです。
こういったゲーミフィケーションをデザインできる人材は、これからより重要性を増していくと考えられますが、未だ少ない状況です。そこで、日本ゲーミフィケーション協会は、ゲーミフィケーションデザインを学ぶカリキュラムを策定し、ゲーミフィケーションを活用できる人材の育成とゲーミフィケーションの研究、普及につとめていきます。そして、日本中にゲーミフィケーションを広め、楽しみながらやる気を生み出させる社会こともあれの実現を目指します。
今後は、日本の国内外でゲーミフィケーションを広げる活動を行っていく予定です。具体的には、下記のような内容です。
・ゲーミフィケーションに関する研究、開発や各種調査
・ゲーミフィケーションに関する広報活動や普及活動の支援
・ゲーミフィケーションデザインに必要な商品開発
・ゲーミフィケーションを導入するための支援
・ゲーミフィケーションを活用した事例や最新ニュースなどの情報発信
ゲーミフィケーションとは、ゲームそのものを役立てることもあれば、その概念や仕組みを活用することもあるということです。ゲームは学習や仕事などと対極のように扱われることも多いですが、その捉え方が変わっていくのか楽しみですね。