コクヨ株式会社は、小学校から大学まで、教育施設の構築・運営に携わる関係者向けに編集した専用カタログ「コクヨ教育施設用カタログVol.26」を5月末に発刊しました。教育施設や教育委員会、設計事務所等に配布すると共に、ホームページでWebカタログを公開しています。
新しく発刊されたカタログの特徴は、コクヨグループがいままでに手がけた計115校にのぼる空間納入事例や、製品ページを従来のものより検索しやすく、見やすい構成で制作されています。学びの空間に関する取り組みや実績などを伝えることにこだわっているということです。
Webカタログをのぞいてみると、教室や大学の講義室、図書室といった「学ぶ」スペースだけでなく、事務室や教職員室、昇降口、食堂・ラウンジといった「使う」スペース、そしてアクティブラーニング教室、大学ではアクティブラーニングスタジオなどの「新しい学び」のスペースなども提案されています。
小学校から高校を対象とした「学校向けカテゴリー」の「アクティブラーニング教室」のページを見てみましょう。開放的な空間の中に丸いテーブルが点在し、それを取り囲むように椅子が置かれています。次のページには「アクティブラーニング教室とは?」を分かりやすく説明しています。さらに次ページにはレイアウトプランがあり、アクティブラーニング専用プランの他、従来の一斉講義型の授業スタイルにも対応できる兼用プランがあることが示されています。
もちろん普通教室についても、レイアウトプランや「机とイスの選び方」、机とイスのセットのカタログ「スクールセットラインアップ」など、様々な商品情報が掲載されています。理科室や家庭科室、音楽室などの特別教室は、レイアウトを見ていると授業のイメージが膨らみそうです。
コンクリート建築校舎の老朽化や、耐震性の問題などから、校舎の建て替えや改修工事を検討している学校も多いのではないでしょうか。自慢の学校、自慢の教室、と子どもたちに言ってもらえるような、ステキなレイアウト、机や椅子を選んであげてほしいですね。