公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が、森にやさしいハンバーガーを広めるプロジェクト「アースバーガープロジェクト」を始動。3月31日まで、全国20店舗で各店オリジナルのアースバーガーが販売されています。
今、世界の森林が1分間に約14Haの早さで消滅するほど、森林破壊の問題は深刻ですが、改善されないのが現状。この問題に対し、WWFジャパンは、人間にとって必要不可欠な「食」に焦点を当て、なかでも世界中で親しまれ、日本で1日450万食以上食べられている“ハンバーガー”に着目しました。
日本だけでもサッカーコート約9,000面分もの包装紙が毎年消費され、揚げ物やバンズに使用されているパーム油を生産するためのアブラヤシ栽培では、農園開発に伴う熱帯林伐採とその後の農園管理において、野生生物のすむ森の減少を招くなど、地球環境に大きな影響を与えています。
WWFジャパンはプロジェクトで、上から下まで森にやさしいアースバーガーをプロデュース。森に優しい素材(FSC)でできた包装紙とピック、森を壊さないパーム油(またはバター)、牧場開拓の過程で森林破壊をしていない牛肉を使用しました。
これまでのハンバーガーとの違いをチェック→https://earthburger.jp/details
1つ食べると100円が森林保護活動への寄付になり、環境にも野生生物にも、そして人間にもやさしいハンバーガーは、期間限定で販売となります。
アースバーガー提供店の詳細→https://earthburger.jp/shop
WWFジャパンは、外食産業へ向けて地球の森林環境にやさしい原料調達と持続可能な畜産を推奨するとともに、身近に環境問題を感じるきっかけを作り、おいしくて環境にもやさしい未来の食のスタンダードを目指しています。