株式会社コドモンが運営する子育て施設業務支援システム「CoDMON」の利用施設が、 2019年4月1日(月)に3,000園を突破しました。
「CoDMON」は2015年に正式リリースされましたが、全国では保育ICT化が進んでおり、2017年には「CoDMON」の利用施設が、500園を超えました。そして、翌年の2018年には1,500園、 さらに2019年4月には3,000園を突破しました。
こうして、日本全国にある保育所など34,763施設のうち、 約10%の施設での導入が実現したこととなります。また、全国で10を超える自治体にも正式に導入されています。
「CoDMON」の導入数が増えた背景には、保育に対する関心の高まりがあります。
1990年ごろには共働きの世帯は約900万世帯でしたが、 その後増加し、2017年には1219万世帯となっています。 それに伴って、保育所等の数は2012年に24,425施設だったのが、2018年には34,763施設となり、10,000施設以上増加しました。
「待機児童」が広く社会問題になった2016年以降、 政府や行政は「待機児童」や「保育士不足」に関する政策を進めてきています。そして、保育園や保育士の業務負担を軽減するためのICT補助金や、 内閣府の「子育て安心プラン」により、保育ICT化は加速しています。
こうした流れの中、全国の保育園・幼稚園・学童などでの「CoDMON」の導入が進んできました。
「CoDMON」は、5月上旬に保護者アプリのリニューアルを予定しており、このリニューアルにより、これまで卒園すると見られなくなっていた連絡帳や成長記録などが卒園後にも保管できるようになるため、再度見ることが可能になります。