東海大学と神奈川県の3市3町(秦野市・伊勢原市・平塚市・中井町・二宮町・大磯町)、民間企業が連携し、地域再生構想「Kanagawa Wellness Corridor 〜Center of ME-BYO~」が始動した。コロナ禍の時代に日本の新しいライフスタイルを描きだす。
■東海大学湘南キャンパス周辺を構想エリアに設定
本構想では、これからの時代の新しい生き方を模索するため、東海大学湘南キャンパス周辺を構想エリアに設定し、再活性化を図る。構想エリアは豊かな自然環境と、小田急線・JR東海道線の2路線が走り、交通利便性が特徴的な地域。また、ケーブルテレビの普及によってネット環境も良好となっている。
■自然とテクノロジーの融合を目指す
このエリアでは、ウエルネス(Wellness)をテーマに、自然とテクノロジーが融合した様々な回廊(Corridor)を開発する多彩なプロジェクトを実行。地域の相互補完により、エリア全体が持つ豊かな資源を、広域エリアマネジメントの手法で利活用する。
■様々な取組で日本の新たな生き方を模索
リモートワーク環境の充実、高齢者の生涯学習プログラムの開発、子育て支援や農業支援など多彩なプロジェクトで構成。例えば、「リタイア後の生涯自立を目指した、食・運動・生きがいづくりを学ぶ学校設置プロジェクト」など、様々な取組により日本の新たな生き方を模索する。
■これからの時代にふさわしい生き方を探る
構想のコンセプトは「未来is?」。「これからの時代には、どんな生き方がふさわしいのか?」という社会の疑問に正面から向き合い、産学官が一丸となって、新しい未来図を描き上げる。ロゴマークは、丹沢の山々のグリーン、西湘の海のブルー、人々の元気で明るい未来を象徴するイエローの3色を、パレットをモチーフにデザインした。