東北地方でのIELTSの受験機会拡充のため、IELTSの共同オーナーである「IDP Education」と東北の留学支援会社「インターサポート」が業務提携を締結した。
■東北の試験の実施回数が少ないのが課題に
英語4技能テスト「IELTS」は留学や移住のための英語能力判定試験として、特に国際通用性が高いことで知られる。国内の大学からも質の高さを支持され、AO・推薦入試での活用も進んでいる。しかし、仙台を含む地方都市では試験の実施回数が限られているという問題があった。
■東北での受験機会拡充に向けて業務提携を締結
IDPでは2016年より日本におけるIELTSの試験実施を展開。これまで関東、関西、九州、北海道での試験の実施機会を増やしてきたが、東北での受験機会を拡充するため、東北地方で6000人以上の海外留学を手配してきたインターサポートと業務提携を締結した。
■IELTSの受験機会を毎月提供
今回の提携により、仙台を中心とした東北地方の受験生を対象に、毎月のIELTS受験機会が提供される。また、東北地方の高校や大学に対して、IELTS情報の提供や研修機会の促進が期待される。
<業務提携の内容>
・仙台市を中心とした東北地方における毎月のIELTS試験実施
・東北地方の教育機関に対し、IELTSの情報提供
・IELTSを指導されている、または指導のご予定がある教職員向けの講習会の開催
・留学希望者向けのIELTSセミナーの開催