東京都教育庁は、学校の教員とICT支援員が密接に連携してデジタルの利活用を推進するため、都立学校に勤務するICT支援員「デジタルサポーター」(※1)を、会計年度任用職員(※2)として直接雇用する。1月30日、募集案内を東京都庁のHP「教職員関係>採用情報」に掲載した。
都立学校249校のうち、2023年度は50校を会計年度任用職員として配置。以後、順次拡大し、2025年度に都立全校のICT支援員を会計年度任用職員として配置する考えだ。
募集にあたり、以下のいずれかを有していることが望ましいとしている。
▼「教育情報化コーディネータ3級」認定を有する者又はこれと同等の能力を有する者
▼小学校、中学校、高等学校若しくは特別支援学校におけるICT支援員の業務経験を2年以上有する者
▼都立学校に導入されている各種システムに関する知識を有している
任用期間は1年間。一定の要件を満たす場合、4回を上限として再度任用が認められる。報酬は月額19万4400円。一定の要件を満たす場合は期末手当を支給(改定される場合がある)。通勤費支給。申込締切は2月9日。
※1 東京都では都立学校に勤務するICT支援員を「デジタルサポーター」と呼んでいる ※2 会計年度任用職員=2020年度から開始した制度。待遇向上とともに責任範囲が拡大している