株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスが、国立大学法人東京藝術大学で今年度から開設された「大学院映像研究科ゲームコース」の科目「芸術と情報」に、講師を派遣することとなりました。
派遣され、講義を実施するのは、スクウェア・エニックス社グループのプロデューサーおよびクリエイターです。
各回では、ゲーム開発に関する様々なトピックスについての講義が行われます。
スクウェア・エニックス社と東京藝術大学は、2017年度に「東京藝術大学にゲーム学科ができたとしたら」
という想定のもと、東京藝術大学COI拠点・大学院映像研究科と当社が協力し、
期間限定でゲーム学科を立ち上げました。
映像研究科の学生たちが、株式会社スクウェア・エニックスのクリエイターのメンタリングのもと、アニメーションをゲームに展開する「A to G プロジェクト」や、
『ファイナルファンタジーXV』の制作プロセスの展示などを実施しました。
また、2018年度には、「東京藝術大学ゲーム学科第0年次展」と題した展示会を実施し、スクウェア・エニック社グループの株式会社Luminous Productionsの
クリエイターをメンターとした「A to Gプロジェクト」の成果を披露しました。
そして今年度から、ゲームに関連した様々な知識を2年かけて専門的に学べる
「ゲームコース」が東京藝術大学大学院映像研究科に開設され、アカデミックの場において、ゲームの可能性や映像表現のフィールドを拡げる取り組みを行うことになりました。
11月に講義予定となっているのは、「ゲーム開発全般について」「ゲームグラフィックスにおけるハイエンドなキャラクター表現について」「芸術と人工知能」「ゲーム開発とR&D ~共同研究事例紹介~」などで、現在1月8日分までの内容が決まっています。