文部科学省の文教施設企画・防災部によるパンフレット「未来をささえる文教施設」が作成されました。
学校をはじめとする文教施設は、人の暮らしを豊かにし、健康で文化的な生涯をすごすための大切な場です。 また、独創的・先端的な学術研究においての知の基盤や、 地域コミュニティの活動拠点ともなる様々な役割を担っています。日本の未来を担う子供たち、さらには国民一人一人が、それぞれの夢をはぐくみ、安心して暮らせる豊かな未来をつくることが文教施設企画・防災部の仕事です。
パンフレットは、「学び」「安全」「知」「地域」「社会」のカテゴリーに分かれて、それぞれの施設環境の整備や施策内容などを解説しています。
「学び」を支えるのは、多様な学習形態に応じた施設環境の構築。学校施設整備の害ガイドラインの策定、エコスクールの推進、学校施設の木材活用を行っています。
「安全」を支えるのは、安全・安心な学校施設の整備。老朽化対策、耐震化の推進、災害復旧の支援、維持管理の徹底を行っています。
「知」を支えるのは、人材育成やイノベーション創出を 支える教育研究基盤の整備。国立大学施設のグランドデザイン、人材育成の拠点整備、最先端研究の拠点整備、国立大学附属病院の施設整備を行っています。
「地域」を支えるのは、地域コミュニティを支える拠点としての整備。防災拠点としての機能強化、バリアフリー化の推進、学校施設の複合化、廃校施設・余裕教室の活用を行っています。
「社会」を支えるのは、国家プロジェクトへの技術的支援。文教施設づくりへの技術的支援、文教施設の品質確保を行います。
文教施設企画・防災部は、学校施設等の耐震化など防災機能の確保や、社会の変化を踏まえ多様化・高度化する教育内容に対応した施設整備、世界レベルの研究活動に取り組むことができる良好な環境整備等を通じて、日本の教育・科学技術の発展を支え、ひいては日本の未来の創造に貢献しています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/saiyou/sisetu/detail/1401639.htm
