文科省では平成31年度事業として、Society5.0関係で高校を核に地域振興を図る「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」を予定している。
これに関連して、厚生労働省所管の短期大学校である港湾短大神戸校(港湾職業能力開発短期大学校神戸校)では、日本において「港」が都市を発展させてきた経緯から、港湾の仕事が地方人材の育成の一役を担うことから本年2月13日、神戸市にあるポートオアシスで、港湾ポリテックビジョン「港湾のしごとの魅力を知る」を開催する。
これにより「世界につながり、未来につながる」仕事として港湾関係の仕事を高校生や就労支援等の関係者に訴求する。本イベントは、今後、産官学連携によるコンソーシアム作りのモデルとしても位置付け。厚生労働省兵庫労働局や兵庫県教育委員会ほか多くの後援を受けている。高等学校を核に地域振興を図るための事業としていきたい考えだ。
港湾短大神戸校=貿易事務や荷役機械運転などの技術を学び、港湾で活躍する人材を育成。2年間の教育課程において、 フォークリフトやクレーン、貿易実務等の資格を取得できる。