教育ICTの整備が加速化しています。書画カメラ(実物投影機)は、いち早く1教室に1台の常設ICT機器として幅広く認知され、手元の資料を簡単に大型提示装置に映せるツールとして普及が進んできました。株式会社エルモ社は、2020年1月初旬より、学校、教育機関向けに4K書画カメラ(実物投影機)“L-12F(愛称:みエルモん)”を発売します。
“みエルモんシリーズ”は現場の声を反映しながら「より使いやすく」「よりインタラクティブに」と進化してきたロングセラーであり、今回発売されるL-12Fは4K画質となりました。操作性、利便性はそのままに、4Kによる圧倒的な画質を提示できるアップグレードモデルとして登場します。xSync Boardを始めとする4Kモニターや4Kプロジェクターといった表示装置の高画質化に対応して、より精細に、より美しく映すことができる実物投影機です。
具体的には、1,200万画素のCMOSセンサー搭載により、最大4Kの高精細映像を実現、フルHDでは表現しきれなかった細部まで高精細に表現でき、質感やディテールまでリアルに再現します。SDスロット、USBインターフェイスを搭載し、4Kクオリティで静止画、動画を保存します。撮影範囲もA3横フルサイズまで表示できます。光学ズーム12倍+センサーズーム2倍、さらにデジタルズーム12倍を搭載しており、画質の劣化が少ない拡大が可能です。
アームは片手で操作でき、また300度回転するので、見せたいものを見せたいときに見せたい角度で見せることができます。また授業支援機能として、最大4画面まで画像を分割表示でき、かんたんな比較機能として活用できます。4画面のうち1画面はカメラのライブ映像も取り込めます。さらに既存の映像の一部を隠すマスク機能、映像の一部をハイライト表示するハイライト機能も使えます。
実物をそのまま映し出す書画カメラは、パソコンやプロジェクターといった機械の扱いが苦手という人でも、手軽に使えるICT機器です。高精細になったことで、写真の細かい部分や、文字のとめ・はらいなど拡大して確認したい部分など、しっかりと映し出せそうで、授業でできることが広がりそうですね。
ベストセラー書画カメラ(実物投影機)みエルモん がアップグレード 4K書画カメラ(実物投影機)発売のお知らせ L-12F(愛称:みエルモん)