石川県珠洲市と早稲田大学は「珠洲市×早稲田大学 地域連携ワークショップ2020」を9月16日まで実施している。
■早稲田大学の学生が地域の課題を解決
このワークショップは、地域が実際に直面している課題について、学年・学部が異なる学生たちがチームを作り、市長や自治体関係者、地域住民へのインタビューを通じて、解決策を練り上げ、提案する。
■コロナの影響からオンラインで実施
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、従来実施していた現地でのフィールドワークなどは行わず、最終報告会までの全工程をオンラインで実施する。オンラインという新たな形式を通して、従来の常識に縛られないヨソモノ・ワカモノ視点による地域貢献を目指す。
■高齢化が進む珠洲市の現状
珠洲市の高齢化率は約50%で、全国でもトップクラス。市でも移住相談窓口の設置やUIターン者向けの様々な支援制度を実施しているが、移住希望者に魅力を知ってもらう前に、移住先の選択肢にも挙がらない現状にある。
■住んでみたいと思える仕組みづくりに挑戦
今回は「オンライン」で地域の魅力を発信することがカギと捉え、市長や地域住民へのオンラインインタビューを通じて、「関わってみたい」「住んでみたい」と思ってもらえる仕組みづくりにチャレンジする。
【実施概要】
名称:珠洲市×早稲田大学 地域連携ワークショップ2020
主催:早稲田大学教務学部教育連携課、石川県珠洲市
参加学生数:10名(5名×2チーム)
活動期間:2020年8月5日(水)~9月16日(水)