ミクステンド株式会社は日本国内の学校を対象に、日程調整課題を解決する日程調整自動化ツール『TimeRex（タイムレックス）』のプレミアムプランを9月末まで無償提供します。新型コロナウイルスの感染拡大によって、全国一斉休校の要請は2月下旬から5月まで続き、さらに4月上旬からの緊急事態宣言に伴う外出自粛により、家庭学習の支援や生徒・家庭への連絡など、慣れない環境の中で対応に苦慮している教職員が増えています。
文部科学省の調査によると、オンラインシステムを通じた双方向型の連絡を実施している割合はわずか5%、先生1人に対し多くの生徒がいる教育現場において、生徒との日程調整は大変煩雑で多くの時間がかかる作業であり、大きな障壁であるのが現状です。実際にTimeRexでも、2020年4月より教育期間での利用が増えており、2月時点と比較すると約3倍に増加しているということです。
教育期間では有償サービスの即時導入が難しい場合が多い一方、課題の緊急性が高いと判断し、今回の無償提供を決定しました。「TimeRex」はGoogleカレンダーやOffice365予定表とリアルタイムに連携し、日程候補のリストアップから予定登録まで、面倒な日程調整タスクを自動化するサービスです。
今回の支援の対象となるのは、日本国内の小・中・高等学校・大学・特別支援学校・専門学校等で、通常は1ユーザーにつき月額1,500円のTimeRexプレミアムプランが無償で提供されます。提供期間は2020年9月30日まで、申込は2020年6月30日までです。休校が年度をまたいだため、入学・進級で児童・生徒とのコミュニケーションが十分でない上に、しばらくは切れ切れの登校や新たな感染拡大防止への対応も必要でしょう。こうしたツールで少しでも先生方の負担が減るといいですね。
