日本工学院専門学校および日本工学院八王子専門学校は、2020年後期からITカレッジ AIシステム科の必修専門科目「機械学習基礎」で、グルーヴノーツの「AI教育支援サービス」を導入する。
■人材育成に向けてAIシステム科を新設
日本工学院では、AIを理解し活用できる技術者の育成を目指し、2020年4月にITカレッジ AIシステム科を新設。開設にあたっては、AIの産業応用実績が豊富でかつAI教育ノウハウも有するグルーヴノーツが産学連携におけるアドバイザーを務め、教育課程の編成やAI授業の試験導入などを支援してきた。
■授業では業務で使われているクラウドAIサービスを活用
今回、ITカレッジ AIシステム科の1年次向けに、グルーヴノーツが講師を務める「機械学習基礎」授業を全15コマ(1コマ1時間30分)で開始。この授業では、グルーヴノーツが開発し、実際の業務で使われているクラウドAIサービス「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を用いて、機械学習の活用実践に取り組む。
■機械学習を活用するための思考力・創造力を育む
「MAGELLAN BLOCKS」は、プログラミング知識を習得していなくても利用できる。そのため機械学習の特性を知り、それを活用してどのような課題解決を行うか、価値創造をもたらすのかといった、機械学習を活用するための思考力・創造力を養うことができる。
■AIサービスを用いてものづくりを行う実践型の授業
AIの仕組みや得意・不得意といった特徴、機能を理解するため、視覚的に手軽に操作できるAIサービスを用いて、試行錯誤しながらものづくりを行う実践型の授業が行われる。