日本大学危機管理学部は、デジタルリスクの基本的な知識や対応方法を学ぶことを目的とした寄付講座「危機管理特殊講義2(デジタルリスク)」を開講する。
■ソーシャルメディアにおけるリスクを説明
寄付講座「危機管理特殊講義2」は、株式会社エルテスのアナリストやコンサルタント経験者等のデジタルリスクのプロフェッショナルがリレー形式で講義。ソーシャルメディアにおけるリスクを始め、情報漏洩などの幅広い分野におけるリスクマネジメントとクライシスマネジメントについて、実務家の立場から説明する。
■デジタルリスクの問題点と解決方法を学ぶ
全15回の講義では、前半はデジタルリスクの概論からソーシャルメディアに関するテクノロジーの発展とリスクの発生について説明。後半では具体的なデジタルリスクの事例をもとに問題点と解決方法を詳細に学ぶ。最終講ではデジタルリスク時代に求められるスキルセットに関する講義を行う。
<講義の概要>
科目名:危機管理特殊講義2(デジタルリスク)
対象者:日本大学 危機管理学部 在学生
開講期間:2020年9月~2021年1月 ※全15講座
内容:デジタルリスクの最新事情や企業のリアルな取組について、実践的な方法を紹介することで、テクノロジーのデジタル化の仕組みや機能・役割などを理解し、デジタルリスクの基本的な知識や対応方法を幅広く学ぶ機会を提供する
講師:
株式会社エルテス 取締役 松林篤樹氏
株式会社エルテス リスクコンサルティング本部長 國松諒氏
株式会社エルテス 事業戦略本部長 宮宗唯氏
株式会社エルテス マーケティング部長 江島周平氏
<講義の内容>
<日本大学危機管理学部学部長 福田弥夫教授 コメント>
危機管理学部では、理論と実践のバランスが取れたカリキュラムを通して、現場感覚に満ちた危機管理能力を養成するのが特徴。ネット上のSNSにおける「炎上」事例や、匿名による「誹謗中傷」といったデジタルリスクに関する知識は、危機管理を学ぶ学生にとって必須な分野となっている。デジタルリスク業界を斬新なアイデアで先導するエルテス様による講座が開設され、より実践に近い学びの中から、社会の様々な分野で危機管理をリードする人材に育ってくれることを願っている。
<株式会社エルテス 取締役 松林篤樹氏 コメント>
デジタルネイティブな若者の中でも特に、危機管理に興味関心をよせる日本大学危機管理学部学生を対象に講義を実施する。弊社アナリストやコンサルタントの実務経験者がリレー形式で講義を行うことで、デジタルリスクの問題点と解決方法を詳細に学び、リアル、デジタル、相互に独立したデータを統合的に分析し、物事を正しく判断する力を培い、未来を担う人材として、新しい世界を切り開いていくことを期待する。