鳥取県日南町と鳥取大学とソフトバンクは、「ひとづくり」と「持続可能なまちづくり」を目的に、中山間地域における課題解決およびSDGs推進に関する連携協定を2020年8月21日に締結した。
■ICTを行政サービスなどに導入
今回の協定に基づき、ソフトバンクと日南町は協議しながら、ICTを行政サービスなどに導入する。さらに、中山間地域を含めた地理的条件に起因する公共サービスのアクセスの不便さや高齢化、人口減少に伴うさまざまな課題解決を目指す。
■取組の結果を鳥取大学が分析
今回の協定に基づく取組の結果を鳥取大学が分析。中山間地域の学術研究につなげるとともに、日南町へさらなる提言を行っていく。特に、教育や子育て・保育、介護、就労などの分野への支援や行政サービスの拡充を進める。
■日南町の課題解決とSDGsへの取組を推進
日南町と鳥取大学とソフトバンクの3者は、それぞれの強みを生かして連携を深める。さらに、ノウハウと知見を循環していくことで、日南町の多くの課題解決とSDGsへの取組を推進する。
【協定の内容】
(1)ICTの利活用により、日南町が抱える地域課題の解決を図ること
(2)ICTの利活用により、SDGsを推進すること
(3)その他、持続可能な中山間地域のモデルケースを創造し、暮らしやすいまちづくりの実現に資すること