凸版印刷株式会社は、多様な学習体験を統合した小中学校向けの新たなICT学習サービス「navima（ナビマ）」を、2021年4月より提供を開始する。教科は、算数/数学・国語（読解・漢字）・理科・社会に加え、英語の追加も予定しており、主要5教科に対応する。
■機能や対応教科を大幅に拡張
「navima」はICT学習サービス「やるKey」のアダプティブドリルをベースに、機能や対応教科を大幅に拡張した新しいICT学習サービス。例として、算数・数学では「アダプティブドリル」に加え、ドリル回答中に利用できる解説動画やチャットボットなど「お助け機能」を拡充することで、学習に苦手意識を持っている子供をサポートする。
■間違えた際や分からなかった際に使用できる「お助け機能」
従来のレコメンド機能（間違え方に応じて最適な問題を推奨する機能）に加え、分からない問題を解説する動画やチャットボットなどの「お助け機能」を追加。これにより子供は、出題される問題を解き続けていくという受動的な体験だけでなく、自分で選び、自分のペースで学習する体験が可能となる。
■デジタルのカードに自由記述してクラス全体で共有
「理科・社会」では、子供たちがデジタルのカードに自由記述しクラス全体で共有できる機能と、その内容を教師が簡易に採点し観点別に集計できる機能を、教科書に準拠した「探求学習」のコンテンツや指導案とともに提供する。
■読解力の醸成を目的としたドリルサービス
「国語」では読解力の醸成を目的とした新しいドリルサービスや、漢字学習と同時に語彙も習得できるドリルサービスを提供する。
■子供のつまずきをリアルタイムで把握
「やるKey」の「ヒートマップ機能」（クラスの習熟度が一覧で把握できる機能）に加え、新たに授業中の子供がどこで躓いているのかリアルタイムで把握できる機能を搭載。教師によるクラス全体の学習状況の確認が一段と容易となる。
