小学校は、平成32年度から次期学習指導要領を全面実施します。移行措置期間である現在、外国語活動についてどのように実施されているか、全公立小学校を対象に調査が行われました。
全面実施同様の授業数を実施しているのは、第3・4学年は35%、第5・6学年は29%でした。
なお、第3・4学年は、54%の小学校が15時間(移行措置分)のみを実施、第5・6学年は、63%の小学校が50時間(移行措置分)のみを実施していることがわかりました。
移行期間中の総合的な学習の時間の授業時数について調査すると、授業時数を減らさずに編成していたのは、平成30年度が約70%、平成31年度が約75%でした。
外国語教育は、小学校の第3・4学年で「外国語活動」として導入され、第5・6学年で「外国語科」として教科化されます。移行期間中は各学校の模索が続くと思いますが、子どもたちに無理なく外国語の学習が取り入れられるといいですね。