オンライン受験コーチング「スタディチェーン」を運営するHUSTAR株式会社の編集部は、高校生を対象に新型コロナウイルスの影響を受けて、勉強時間が変化したかについての調査を実施した。調査人数は60名。
高校生を対象に「新型コロナウイルスの影響を受けて勉強時間はどのように変化したか」とアンケート調査を実施したところ、「勉強時間が増えた」は42%、「勉強時間が減った」は35%、「変わらない」は23%となった。
■増える自宅での学習時間
「増えた」という回答を見てみると、緊急事態宣言による自宅学習期間によって多くの高校生の勉強時間が増えている。また、学校行事や友達と遊ぶ時間などが大幅に減った代わりに、勉強時間が大幅に増えたことがうかがえる。受験生からは勉強時間が確保できてよかったと前向きな声も上がっている。
■休校で崩れる勉強習慣
勉強時間が減った大きな理由は、通っている高等学校や塾が休校となり、勉強することが日課だった高校生の勉強習慣が崩れてしまったことが一番の要因となる。
■コロナの影響を受けずに自分のペースで勉強
勉強時間の変化がなかった高校生が一番少ない割合となった。ほとんどの高校生は、新型コロナウイルスの影響によって何らかの変化が生じたが、その中で自分の勉強ペースを一定に保ちコツコツと勉強する高校生も一定数いることが明らかとなった。