文部科学省は26日、平成28年度の「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」を公表した。
全校種の全国平均を見ると、学校のICT環境の整備状況については、教育用コンピュータ1台当たり児童生徒数5・9人/台(27年度6・2人/台)、普通教室の無線LAN整備率29・6%(同26・1%)、超高速インターネット接続率(100Mbps以上) 47・9%(同38・4%)、普通教室の電子黒板整備率24・4%(同21・9%)、教員の校務用コンピュータ整備率118・0%(同116・1%)、統合型校務支援システム整備率48・5%(同43・1%)など、整備が進んでいることがうかがえる。
教員のICT活用指導能力についても、教材研究・指導の準備・評価などにICTを活用する能力84・0%(同83・2%)、授業中にICTを活用して指導する能力75・0%(同73・5%)、児童・生徒のICT活用を指導する能力66・7%(同66・2%)、情報モラルなどを指導する能力80・0%(同78・9%)、校務にICTを活用する能力80・2%(同79・4%)など、活用が進んでいることがうかがえる。
詳細は同省ホームページ。