NHNテコラス株式会社は、アマゾンウェブサービス(AWS)の活用支援サービス『C-Chorus(シー コーラス)』において、昨年末より先行受付を開始していたAWSの定額利用や各種書類手続きに対応した教育・公共機関向けの導入支援サービスを2020年4月15日に正式リリースします。これに伴い、全国の教育・公共機関を対象にAWS導入に関する疑問や相談を、AWSの認定資格を保有したNHNテコラスのスタッフが解決していく『オンライン相談キャンペーン』を2020年6月末まで実施します。
AWSはAmazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービスで、従来のオンプレミス環境(情報システムを自社内の設備によって運用)と比べ、インフラを利用するためのサーバーやデータセンターなどを準備する必要がありません。そのためインフラの準備期間が少なく、従来環境と比較して早く業務や研究に取り掛かれるメリットがあります。
一方で、教育・公共機関ではAWSの導入を検討する際に、クレジットカードによる決済や従量課金による予算管理、独自書式の契約・納品書など各種書類手続きへの対応のほか、組織内におけるクラウド運用管理体制の整備等の課題を持つことから、導入が円滑に進まない傾向がありました。これらの課題を解決するためにNHNテコラスは教育・公共機関対象のサービスをリリースすることとし、先行受付の段階から多数の教育機関での導入が進んでいるということです。
AWSの認定資格を保有するNHNテコラスのスタッフによる『オンライン相談キャンペーン』では、全国の教育・公共機関を対象にAWSの利用・活用について何でも無料で相談できます。利用金額のこと、セキュリティ対策のこと、そもそもクラウドとは?など、とにかく分からないこと、不安に感じることを全部聞いてもいいとなれば、導入のハードルもぐんと下がりそうですね。