(株)エルモ社は、学校や教育機関を対象に、遠隔教育、遠隔交流、遠隔合同授業、遠隔研修に関する相談窓口を7月8日から開設します。
文部科学省の「新時代の学びを支える先端技術活用推進方策」において、次世代の学校・教育現場には「遠隔教育の推進による先進的な教育の推進」が掲げられています。しかし、自治体全体の約25%に当たる454自治体において、遠隔教育を実施したいができない学校があり、ノウハウもないことから暗中模索な状態となっています。また、連携できる学校を探したくても、専門家や国内・海外含め学校間をつなぐ情報やその仕組みが確立していないことが、ハードルとなっているようです。このような状況から、様々な支援や助言が受けられる環境整備が推進方策として示されています。
エルモ社は、これまで多くの自治体へ遠隔授業システムを導入し、また自治体との関係も構築する実績を重ねています。この実績を課題解決に役立たせることを目指し、相談窓口を開設することとなりました。
相談窓口では、実際に現場で得たノウハウを使っての具体的な提案、連携先の紹介など、第一線で培ってきたからこそ可能なアドバイスを提供します。なお相談内容は、遠隔教育・遠隔合同授業に留まらず、学校の働き方改革を推進させるための遠隔研修、打ち合わせなどのシステムに関して等、多岐に渡る相談を受け付けます。