アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は8日、「Chromebook」を利用する教育機関に対し、セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」(インターセーフゲートウェイコネクション)」のWebフィルタリングサービス「スクールパック」の提供を開始すると発表しました。
提供開始は6月1日からです。
グーグル社が開発した「Chrome OS」で動作する「Chromebook」は、2014年に日本での本格販売開始以降、クラウドの利点を活かしたノートPCとして認知されています。
すでに海外では教育現場での使いやすさが評価されており、日本国内でも今後、教職員の管理負荷を軽減し、かつコストも抑えられる端末としてニーズの高まっていくと予測されますが、OSの仕様により専用のWebフィルタリングアプリケーションを使用することができないため、従来型のWebフィルタリング製品の導入が難しいという課題もあります。
そこでALSIでは、このような教育現場での課題を解消するために、セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」の「スクールパック」の提供を開始するに至ったということです。
「InterSafe GatewayConnection」は、クラウドでWebフィルタリングやサイバー攻撃対策を提供するサービスです。アプリケーションを利用せずに高精度なWebフィルタリングを実施でき、学校・自宅・公衆Wi-Fiなど、学校内外を問わず端末利用時にWebアクセス制限を可能にします。
今回の「スクールパック」では、Webフィルタリングサービスを対象に、一般価格よりも安価な特別料金が設定され、1ライセンス月額300円~/年額3,600円~(予定)となっています。