アーティサン株式会社が、教職員の働き方改革支援クラウドサービス「NoverTi」の打刻アプリオプションを公開しています。
今回公開された「打刻アプリオプション」は、 PowerApps / Microsoft Flowで作成されるiPhone、 Androidスマートフォン向けのアプリです。Office 365 Educationを利用されている学校は、追加費用なしで、このアプリを利用できます。
教職員の方は、このアプリで出退勤してすぐに勤務時間を記録できるため、打刻忘れも減り。入力時間が短縮されることから本来の業務により集中できるようになります。
文部科学省の「学校における働き方改革特別部会」から「校長および教育委員会は学校において『勤務時間』を意識した働き方を進めること」が緊急提言され、 改革が急務とされています。
アーティサンは、この改革をIT利活用により支援するため、 日本マイクロソフト株式会社とのパートナーシップのもと、 教職員の勤務時間を可視化するクラウドサービス「NoverTi」( )を提供、販売は、「NoverTi」セールスパートナーのシネックスインフォテック株式会社が行います。
打刻アプリ上のボタンをタップすると、 OneDrive for Businessに保存しているMicrosoft Excelの業務実績表に自動で勤務時間が記録されます。そのあとは、 業務実績表をアップロードするだけで、 クラウドサービスが自動で集計・分析・可視化を行います。
さらに、 打刻アプリから位置情報などの追加情報を記録することも可能です。 通信はすべて暗号化され、データはクラウドに保存されます。また、教職員のアカウントでログインするので、 第三者への漏えいリスクは最小限となります。
文部科学省の「学校における働き方改革特別部会」は「労働時間を正確に把握することが、残業時間の減少、年休取得日数の増加、メンタルヘルスの状態の良好化に資する」と報告しています。
「打刻アプリオプション」は、顔認識や感情分析などのAI機能を提供する「Microsoft Azure Cognitive Services」などとの連携も可能です。
将来的には、勤務時間を分析・可視化するだけでなく、 打刻アプリを経由しての顔認識や感情分析情報が「NoverTi」に蓄積され、それにより、教職員の属性情報と健康状態の予測を分析・可視化し、より具体的な対策がすぐとれるようになるようなことも、見込まれています。
「NoverTi」