株式会社 教育同人社は、教育出版株式会社の編集協力のもと、教育出版が発行する小学校社会科教科書「小学 社会」と同じ中心資料や事例地、写真、図版などを多数掲載した「社会科アクティブノート(教育出版準拠)」と指導者用デジタル版を開発しました。
2020年度から実施される、新学習指導要領に基づいた指導には、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を推進することが求められ、深い学びの手立てのひとつとして「見方・考え方」を働かせることが重要になっています。現在、教育同人社が発行している「社会科資料集」は、調べ学習の際に教科書とは違った視点から資料を読み取ることができ、「見方・考え方」を育成する教材として多くの学校で使われています。今回開発された「社会科アクティブノート」は、この「社会科資料集」をより効果的に活用できるための特別付録教材です。
特徴として、「深い学び」を実現するための3ステップの問題形式があります。まず「教科書を読み取る(つかむ)」、次に「資料集で確かめる(わかる)」、そして「まとめたことを表現する(深める)」の3ステップで「見方・考え方」を育成し、深い学びを実現します。
指導者用のデジタル版では、ICTを活用した「わかりやすい授業」のためのコンテンツが収録されています。教材と同じ紙面をプロジェクターや電子黒板に大きく映し出し、写真やグラフなどを拡大表示したり、解答を表示したりすることができます。またインターネットに接続された環境であれば、教材に関連した動画を視聴することができます。
アクティブノートを活用することで、社会科に苦手意識のある子にも資料集を開いて調べ、考えるきっかけが作れるのではないでしょうか。またデジタルの豊富なコンテンツやインターネット動画によって、子どもたちにとってもっと面白い授業が実現できそうですね。