子供たちに南極の「今」を伝えてみませんか?ということで、情報・システム研究機構国立極地研究所による「教員南極派遣プログラム」の募集が行われています。
プログラムでは、平成30年11月に日本を出発予定の第60次南極地域観測隊に同行し、昭和基地から「南極授業」を行う予定で、それに参加される教員を募集しています。
このプログラムは、平成21年度の第51次南極地域観測から実施されています。極域の科学や観測に興味をお持ちの現職教員の方を南極昭和基地に派遣し、衛星回線によるTV会議システムを利用しての、現地からの南極授業を行ってもらうというものです。
派遣される教員の方には、この「南極授業」や帰国後の活動を通し、国内の小・中・高等学校等の児童生徒や国民の方々に向け、南極に関する理解向上に繋がるさまざまな情報発信をしていただくこと、また、そのための知識習得や自己研鑽をしていただくことが期待されています。
「南極授業」では、派遣教員が自身の計画に基づいてコンテンツを作成し、所属されている学校や一般の方々に向けて授業を行います。授業の内容は、南極に関するものであれば、専門教科は問われません。
コンテンツ作成は、例年、観測隊の南極行動中における野外観測チームへの同行、設営作業への参加、昭和基地や南極観測船「しらせ」船内の生活など、同行する観測隊の活動を素材として、ご自身で映像編集、資料作成等を行って完成させることとなります。
応募の締切は平成30年2月14日(水)17時となっています。
身近な方から発信されること、子どもたちは親しみを持ってくれますよね。