公益財団法人 国際文化フォーラムは3月24日、東京都内で小中高校の教員向けに探究学習の授業づくりセミナーを開催します。
「語って、ほぐして、仕込みます! 探究する学びを分析・デザインするワークショップ」として、「語る」「ほぐす」「仕込む」の3つのステップで探究学習の分析と設計に取り組みます。
「語る」は、児童・生徒の目線に立ち、彼らがどんな探究に取り組む(取り組んだ)のか、どんな探究だったら充実するか、「学習活動カード」を手がかりに学びの道のりをことばにしていきます。
「ほぐす」は、探究のプロセスにどんな学びが含まれているのか解きほぐします。教科の単元として「深い」といえる思考・表現をルーブリックに表し、児童・生徒が探究を進める際の支えとなるスキルを明らかにします。
「仕込む」は、探究する課題への出会い方、学習環境、使用できるツール、対話と振り返りの場づくりなど、探究の道のりを授業で展開するためのさまざまな技法を取り入れながら、学習単元としてデザインします。
募集対象は小中高校の教員30名で、探検学習の実戦経験の有無は問いません。参加費は無料。セミナー終了後は、任意参加の懇親会を予定しています。
参加申し込みは下記のフォーラムから。募集締め切りは3月4日です。
「語って、ほぐして、仕込みます! 探究する学びを分析・デザインするワークショップ」
日時:2019年3月24日(日) 10:00〜17:00
会場:SHIBAURA HOUSE 5階バードルーム(東京都港区芝浦3-15-4)
参加費:無料
用意するもの:単元をつくってみたい教科・単元に関する資料、探究学習、プロジェクト学習の資料、成果物等、WiFiにつながるノートパソコン
講師:稲垣 忠教授(東北学院大学)
ワークショップでは、稲垣教授が開発した「学習活動カード」を用いて「語る」「ほぐす」「仕込む」の3つのステップで探究学習の分析と設計に取り組む。稲垣教授は教職員支援機構で開催される学校教育の情報化指導者養成研修でも本ワークショップ内容と同様の研修を展開している。
詳細:http://www.tjf.or.jp/jp/information/2019/inf2019_1.html