カシオ計算機は、4000ルーメンの明るさとWUXGAの高解像度に加え、パソコンからワンクリックでプロジェクターに無線投映できる、水銀フリープロジェクターのハイグレードモデル『XJ-S400UN』を2019年6月に発売します。『XJ-S400UN』は、ICT活用が進む教育現場での使いやすさを考え、9つのエデュケーショナル・ソリューション機能(ES機能)を搭載しています。
簡単に無線投映ができる「ワンクリックコネクション」は、パソコンに専用ソフト「C-Connection(シーコネクション)」をインストールしておくことで使えます。ワンクリックコネクションファイルをダウンロードしておけば、以降はこのファイルを開くだけで無線投映が可能になります。またパソコンとプロジェクターをつなぐケーブルが不要なので、教室のレイアウト変更もスムーズに行えます。
「モデレーター機能」によって、最大40端末(タブレットやスマートフォン等のスマートデバイス含む)がプロジェクターに同時接続可能です。どの端末の画面を投映するかはモデレーター(司会者)機能を使って選びます。一度に最大4画面を並べて投映できるので、意見の比較・検討に役立ちます。
パソコンの画面をスマートデバイスにミラー表示する「PCリモート」を使えば、室内のどこからでも資料の切り替えやページめくりが可能になり、パソコンのある教壇にいちいち戻ることがなくなります。機械操作による時間のロスがなくなるだけでなく、生徒に寄り添った授業ができるようになります。また「プロジェクターリモート」でプロジェクターの遠隔操作も可能です。
この他、接続を解除すると自動消灯する「オートプロジェクションオフ」、入力振興を自動検索して投映を開始する「自動入力サーチ」、テストや課題の残り時間表示に便利な「カウントダウンタイマー」、罫線や格子など9種類の「テンプレート」、左右を反転して投映できる「ミラーモード」といった機能を備えています。
高圧水銀ランプを使わないため、ランプ交換不要で省電力、またオン&オフが素早くできるなど、ハード面でもさまざまな優れた特徴があります。高機能になった分、PCやプロジェクターの操作が苦手と思っている人でも、感覚的に使いこなせそうですね。