文部科学省は12月26日、「平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針について」を通知しました。
この「整備方針」は、新学習指導要領の学習を進めるために、平成30年度以降の学校のＩＣＴ環境で「学校に絶対に必要な機器と性能」を８つに分けて説明したものです。
これは「学校におけるＩＣＴ環境整備の在り方に関する有識者会議最終まとめ」（平成 29 年８月２日）を踏まえた内容になっています。
「最終まとめ」を反映した国の整備規準「ＩＣＴ教育環境整備指針（仮）」の公表を待たずして本通知をしたこと、「なぜ整備が必要か」についての理由も盛り込まれていること、「教育の情報化実態調査（速報）」結果も同時に公表したことなどから、「これらの情報を使って政策説明に活用し、地方財政措置を確保してＩＣＴ環境を整備してほしい」という考えがみてとれます。
「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を踏まえたセキュリティ対策も盛り込まれています。
整理されている８項目は以下。▼大型提示装置▼実物投影機▼学習用ツール▼学習者用コンピュータ（児童生徒用）▼指導者用コンピュータ（教員用）▼充電保管庫▼ネットワーク（有線及び無線）▼学習者用サーバ
