文部科学省が、企画競争を前提とした、平成30年度「地域における青少年の国際交流推進事業」を公募しています。
国際化が進展する中、青少年自らが国際社会の一員であることを自覚し、自分とは異なる文化や歴史に立脚する人々と共生していくことが課題となっています。
このため、文化の異なる国の青少年と英語による共同生活を体験する機会を通じて、地域への愛着や多様な文化への理解、英語学習への意欲を養う契機を提供するとともに、その成果を普及します。
事業内容は、原則として、文化の異なる複数の国又は地域から青少年を受け入れ、日本の青少年との、おおむね1週間程度の宿泊を伴う共同生活を通じた国際交流を実施します。国際交流には、以下に例示する活動を盛り込むものとし、国内の外国人留学生を加えることもできるものとします。また、活動を計画する際は、青少年が障害の有無にかかわらず参加できるよう配慮することが望まれます。
・ふるさとの魅力を英語で紹介するプレゼンテーション
・相互の文化を紹介するワークショップや世界的な課題に関するディスカッション
・地域の特色を生かした文化体験、自然体験、スポーツ体験等の体験活動
・国際的な社会情勢に関する講義や共同生活を送るために必要な英語を学ぶ等の事前研修
・共同生活の体験を振り返り成果を確認する事後研修
受託団体は、各参加者に対し、学校等で本事業を通じて得た成果を発表させます。また、受託団体は、その発表が青少年の国際的な興味・関心の向上に資するものとなるよう助言することが求められます。
参加を希望する者は、3月2日17時までに参加表明書を提出。その後、企画提案書を公募要領に従って提出します。提出期限は、平成30年3月5日10時必着です。その他必要事項については、公募要領等によります。