岐阜県郡上市および加茂郡白川町が、株式会社ブイキューブが提供するテレビ会議、Web会議システムを教育委員会、公立小中学校での遠隔授業や働き方改革などを実現するため50拠点に導入しました。
加茂郡白川町では平成27年より、郡上市では平成28年度より「人口減少社会におけるICT活用教育の実証事業」に採択され、過疎化・少子高齢化が進む人口過少地域において、小規模学校の教育上の課題を克服するため学校同士をICTで結び、年間を通じて合同学習等を実施、指導方法の開発や有効性の検証などに関して実証研究を行なってきました。その取り組みにおけるブイキューブを活用した成果が評価され、平成29年度「IoT実装推進事業」にそれぞれ企画提案をし、採択に至りました。
1月29日の開通式では、岐阜県教育委員会や郡上市、加茂郡白川町の小中学校や公民館、岐阜大学の50拠点をつなぎ、子どもたちの交流会を行い、また。各小学校校長がそれぞれ独自の取り組みについてプレゼンテーションを行いました。
人口過少地域の教育環境の向上が期待されます。今後は小中学校を繋いだ遠隔授業だけにとどまらず、ブイキューブのテレビ会議とWeb会議システムを活用した働き方改革や遠隔医療など様々な分野での活用を視野にいれながら、ICTを活用した地方創生なども視野に入れているそうです。