山梨学院大学、大東文化大学、日本女子体育大学は、女子大学生アスリートがメイクやファッションを学ぶ、産業連携プロジェクト「2020 Samantha Sports Lady Project」をサマンサタバサジャパンリミテッドと開始した。
■WEBビューティー&ファッション講座をオンラインで実施
女子アスリートが輝きながら活躍できるために、コロナ禍だからこそ女子大学生アスリートとできることを考え、ファッション&スポーツを取り入れたWEBビューティー&ファッション講座を3大学の学生とオンラインでつないで開催した。
■3大学から約300名のアスリートが参加
WEBビューティー&ファッション講座では、3大学から約300名の女子大学生アスリートがリモートで参加した。メイク編では、元バトミントン選手でモデルとしても活躍していたアスリートビューティーアドバイザーの花田真寿美氏が、スポーツシーンで使えるメイク術を指導。メイクを行うことでメンタルなどの内面を磨くといったアドバイスがされた。
■メイクの方法をアドバイス
メイクモデルとなったプロゴルファーの勝みなみプロからの「試合の時に強く見えるメイクを教えて欲しい」との要望でメイクアップ講座がスタート。メイクを終えた勝氏からは「メイクに関しては素人なので学ぶことが多かった」とコメントがあった。参加したゴルフ部の大学生が勝氏に質問するなど学生にとっても貴重な体験となった。
■体操の畠田姉妹がファッションをチョイス
ファッション編では、女子体操界で注目を集めている姉妹である、畠田瞳選手と畠田千愛選手とのコラボレーションが実現。2人はサマンサタバサグループのアパレルブランドの洋服の中からボトムスをチョイスした。姉の瞳選手は、緑色のロングスカートとサマンサベガのダスティカラーショルダーでコーディネート。参加した女子大学生アスリートからも「私も小さいバッグに挑戦してみたいと思った」などの感想が聞かれた。
■女性アスリートが輝くことで競技の結果につながる
この講座は「ビューティー&ファッション」を通して女子アスリートが、さらなる己の輝きを見出し、その結果が競技の成果に繋がることがねらい。リモートで多くの大学生が参加し、画面の向こう側で同時にメイクをする姿も見られた。質疑応答では、メイクやファッションについての質問が飛び交い、女子アスリートがスポーツに向かう中での自分の見せ方が大きく変化してきていることを実感した。