文部科学省初等中等教育局教育課程課長は6月5日付けで「学校の授業における学習活動の重点化に係る留意事項等について」をまとめ、通知した。
年度当初予定していた内容の指導 を本年度中に終えることが困難である場合の特例的な対応について、小学校第6学年や中学校第3学年の教科書の取扱いに当たり、授業以外の場において取り扱うこととすることが考えられる活動も具体的に例示している。
基本的な留意事項としては以下を挙げている。
- ICT や学習指導員の活用、地域・家庭等 との連携などを図るとともに、学校の授業以外の場での児童生徒の学習状況 を適切に把握すること。その際、児童生徒の学習状況に応じて必要な場合に は個別に指導を行う等の配慮を行う
- 指導計画の見直しに当たり ICT の効果的な活用について検討することが重要
- ○ 児童生徒同士の話合いや共同での発表資料の作成などの活動を ICT の活用により感染症対策を講じながら効果的に行ったり、オンライン上のコンテンツを効果的に活用することにより学校の授業以外の場での学習活動を充実させたりするなど、指導計画の見直しに当たり ICT の効果的な活用について検討することが重要
授業における学習活動を重点化する際の参考となる資料は文部科学省Web「子供の学び応援サイト」における「学校の先生へ」のページに掲載。
小6・中3 各教科の留意事項